窓からの断熱にはハニカムスクリーンとはよく聞きますが、今回は、それを実体験してきました。
ご自宅のサンルームを使って、ネイルサロン「nailhanibani」をされているT様邸に、本日ハニカムスクリーンを取り付けてきました。
福岡、佐賀は、これまで体感したことのないほどの熱さ、あちこちから「熱いから」と断熱のご相談があります。
ハニカムスクリーンとは、そもそも何なのか?
蜂の巣のような六角形の空間で空気の流れを遮断して熱を遮る構造になったスクリーンです。
形はこんな感じ。
夏のこの季節は、ぴしゃりと断熱したいけど、お庭に面した窓だから、やんわりと季節を感じられるようにと、レースカーテンを外側に吊るしました。
施工前のお部屋の様子はこちらです。
とりあえず熱いから、遮光カーテンで遮られていました。
窓の奥、外側にハニカムスクリーンを取り付け、部屋側には、透け感のあるボイルレースを掛けました。
ハニカムスクリーンの断熱効果を身を以て感じました。施工事例でも紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。
お電話にて、「カーテンを掛替たいから見に来て欲しい」とのご連絡を頂きました。
当店のお客様からのご紹介がきっかけでした。
ご来店されていませんので、私の方で20点位でしょうか、カーテンを準備して伺いました。普通に、3尺(約1m)位の脚立を持って・・・。
ところが、お部屋に入ってびっくりです。高さは3m50cmもある吹き抜けの窓と掃き出しの窓を一つのカーテンで吊るしてあり、しかも紐引きの装飾レール。
ご要望は、その窓に続けて取り付けてあるバルーンシェードの昇降ができなくなったので修理と厚地のカーテンの掛替でした。

こちらがお掛替前のお部屋の様子です。
装飾のレールで紐引きはあまり見たことが無く、正直「う~ん」って感じでした。お打合せの際に、バルーンシェードを外して、上と下を別々にするかなどと小一時間以上お話をし、結局、バルーンは故障していなかったので、厚地だけの掛替となりました。
写真を持ち帰り、メーカーに見せたところ、20年前位に使っていた輸入品で部品がもう揃わないとの事。故障するまで、そのままにしておき、下手に動かさない方が良かったとほっと一安心しました。
こちらのお宅では、先日当店でもご紹介いたしました内窓を設置されており、そのサッシの枠がお部屋側に10cm以上飛び出た形で取り付けられていました。
見てみると、そのバルーンシェードは故障しておらず、その内窓用のサッシが飛び出ているおかげで、昇降の際それに当たって降りてこないだけでした。
打ちこみがしっかりされた厚地のカーテン生地に遮光の裏が付いており、かなり重たく、明りも完全にシャットアウトするようにしたてられていました。かなり高額だっただろうと予想されます。
しかし、それが重たくて、夜でも少しくらい明りを入れて、お部屋全体を明るくしたいとのことでした。紐引きのカーテンは、滑車が入っていますし、普通のカーテンレールよりカーテンを開けた際に、両脇に巾広く溜まりができます。したがって、お昼間カーテンを開けていても、両側に遮光カーテンが溜まっているわけで、窓をある程度塞ぎ、その分、お昼間も明りが入りません。ですから、なんとなく、お昼間もお部屋が暗いと感じられたようですね。

側面から見たところです。内窓のサッシ枠がお部屋側の飛び出ています。
お声の印象から、何となく花柄のカーテンサンプルをご用意してまいりました。選ばれたのは、大きい花柄の綿生地のカーテンでした。
お洗濯すると縮むので、ドライクリーニングしか出来ない商品です。
その後、お店にもご来店されたのですが、結局、最初にお持ちした物がお気に召されてそちらでお作りすることになりました。

大きな花柄、クラシックなお部屋にぴったりでした。

シェードも幕体を交換し、部品も交換しました。

ダイニングには、シェードを2台分けして取付ました。
こちらは、キッチンの前の掃出し窓です。
これまで、縦型ブラインドを付けていらっしゃったようですが、今度はシェードにされました。猫が出入りするので、上下に開閉するものがいいとのと。又、ここはすぐ横にガスコンロがありますので、防炎品です。
クラシックが終始流れていて、素敵なお部屋でした。
2010.4 Y様邸
久しぶりの更新ですいません。
今日は、広縁に続く障子をとりはらってロールスクリーンを・・・、とのお話。
お客様のお話をお聞きしていると、平坦なロールスクリーン、透けてしまう簾では目的を達さない様子。
ロールスクリーンよりちょっと値は張りますが、天然簾よりはお手ごろ、そして、シェードとは言っても、生地を間違えなければとっても”ジャパニーズモダン”なお勧めの一品です。
当店が他のお宅で施工したお写真をご覧頂き、すぐにお決め頂きました。
お客様は、障子を処分されるおつもりで、鴨居のさんも取り払われるご予定でしたが、そこは残し、「季節に合わせ寒い時や、ご来客間としてお客様がお泊りの際は障子をその時はつけられる様残されたら如何でしょうか?処分はお金がかかるし、又作ろうとしても、鴨居のサンから建具はかなり高額になりますよ。処分は、1年季節を経験されてから検討されたら?」とお話したら、「そうね~」って事になり、このようなスタイルでの取り付けとなりました。

和に溶け込むシェード、生地はざっくりと麻っぽいポリエステルでお洗濯ができます。
ロールスクリーンを間仕切りにというお話は多いですが、お部屋や用途によって沢山のスタイルがあります。これは?、あれは?とご提案しながら、お客様と一緒に楽しめる、これぞ、この仕事の醍醐味です。

本日取付させて頂いたお宅です。8年前にご新築、レースが痛んだので掛替のご相談でした。一条工務店さんのお宅で、高さのある素敵な出窓でした。
これまで、掛かっていたレースは、隣の掃出し窓と同じスタイルの両開きのカーテンでした。
ご要望は、”真南向きで日差しが強いので、直射日光に強いレース、ちょっと可愛らしく” でした。
出窓と言っても、高さは180cmあり、とても存在感のある窓です。高さがある窓にはセンタークロスがきれいにおさまります。
そこで、出窓変形分を分けて、センタークロスのダブルでご提案。
出来上がって、マッチしているとお喜び頂きました。
本当に、窓廻りは、面積が広いので、お部屋の雰囲気を決めてしまうものですね。
上質のワッシャーに上品な刺繍が入っており、可愛らしさにも気品があるように見受けられます。
2006.11.12施工 鳥栖市 I邸
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