お茶の先生のお宅、依然は、市内で旅館をされていたとのこと。それはそれは、広い和室です。

お施主さんのお悩みは、「和室の床の間の後ろがトイレになっているから、ﾍﾟｰﾊﾟｰの音や水を流す音が気になる」とのことでした。

上の写真の様に、長い廊下の突き当たり、左がトイレ、右が納戸でした。

そこを右左入れ替えて、トイレだったところを納戸へ、右をトイレにしました。

以前はクッションフロアでしたが、今回は無垢板で、納戸にあった収納のところに手洗い器と紙巻器、上には、パイン材で棚を造作。

ちょっとした飾りができるとお喜びでした。

床は、取り替えましたが、壁は三方漆喰を生かし、右の紙巻器のところは壁を立てて、壁紙を張りました。

以前の手洗い器は撤去し、今回取り付けは、便器に接続して給排水するため、改めて手洗い器用の給排水が不要な一体型を取り付けました。

すっきりと、コンパクトに仕上がりました。