Worksリビング階段、冷気を遮る間仕切りカーテン マリメッコ『PUISTOTIE』。
リビング階段、冷気を遮る間仕切りカーテン マリメッコ『PUISTOTIE』。
最近の、新築住宅、ほとんどがリビングから2階に上がれる様なリビング階段が多いですね。
リビング階段は、家族のコミニュケーションを取りやすくすると言われる一方で、空気の逃げ道があるので、冷暖房の効きが悪い、つまり、冬は寒いと言われます。
今日ご紹介するのは、昨年の1月、ちょうど一年前にご新築されたお客様。ご新築の際、オーダーカーテンを承りました。
一年が過ぎて「やっぱりリビング階段は寒い!」とのご相談です。
一般的にはロールスクリーンなのでしょうが、今回はカーテンを取り付けました。
仕上がった写真
結果は大成功。
二階から降りてくる時の見え方です。
カーテンレールは、天井に目立たないようにシンプルなものを選びました。
カーテンの動きです。
選ばれた生地は、林のような大胆なデザインの柄『PUISTOTIE-パークロード』。
一枚のタペストリーを垂らす感じ、その向こうに階段があることを感じさせない、インテリアアイテムとして飾る感じ
で仕上げたいとのことです。
北欧のデザイン、マリメッコ、ほっこりするような大柄が多いですね。
但し、この生地はコットン100%ですので、お洗濯ができません。ドライクリーニングとなります。
この生地1枚では薄いので、裏地にキャンパス地のような厚地のポリエステル、白い無地を付けました。
遮光生地や、色つきですと、この柄のイメージが変わってしまうのではないかと考えました。
いい感じに光を通し、明るく仕上がりました。
カーテンでしたら、使わない季節は取り外しができます。ロールスクリーンも巻き上げてしまえば、天井に
丸い筒がついている感じで比較的目立たないとは思いますが・・・。
何より使い勝手が良いのは、出入りし易い事です。小さなお子様や、荷物を持って階段を通る時、縦に動いた方が
断然使いやすい。ロールスクリーンだとどうしても横からくぐるか、チェーンやプルコードを引っ張って上に上げないと
通れない。
人の動きを考えると「カーテンもありですよ」とご提案してできた間仕切りです。
大胆な柄ですが、お宅のインテリアは全体的に控えめなお色、ウオールナットと白が基調となっていますので、
その中で、このカーテンが一際際立っていました。
2015.1.25 施工完了 神崎市 H様邸