おじい様の藤の椅子の生地を張り替えてほしい　とのことで、娘さんがご来店くださいました。

「89歳のおじいちゃんなので耳が遠いから大きな声でお願いします。」とのことで、椅子の実測にお伺いしたのですが、

とても元気でおしゃれ、明るいおじい様でした。

施工前の椅子がこちらです。

生地や中のｳﾚﾀﾝがボロボロになってしまっていました。上からﾀｵﾙで巻くなどの工夫をされて使われていたので、

とても大切にされていることが分かります。

おじい様の若い頃に恋人のご両親から頂いたものらしく、とても大切なものだと優しい表情で語っておられました。

その大切な椅子をぜひ綺麗によみがえらせたい！とのことで、生地を娘さんに選んでいただき完成したものがこちらです。

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娘さんが選ばれた生地は赤を基調としたコージャスな印象の生地。一気に雰囲気が変わりました。

今回はｳﾚﾀﾝもﾎﾞﾛﾎﾞﾛになっていたため、新しく取替えも行いました。

おじい様にお持ちした際は「ちょっと派手かねえ」とはおっしゃていましたが、私たちがもう1脚椅子を運んでいる間に

早速腰かけて、座り心地を実感されていらっしゃいました。

おじい様の一番のお気に入り、くつろげる空間の中に綺麗に生まれ変わった藤の椅子が加わりました。

生まれ変わった椅子に座ってゆっくりくつろいでいただく姿を想像すると嬉しくなりました。

今回は、藤の椅子背もたれ約53*68　座面約53*53　を二脚分で、約￥50,000の工事となりました。